今回は、2018年連載開始の『きっと愛だから、いらない』を紹介していきます。
余命1年を宣告された主人公の 円花(まどか)は、死んでしまう前に「恋がしたい」と願います。
円花が恋の相手に選んだのは、学年一のプレイボーイ 光汰(こうた)。
円花の恋の行方と、余命までのストーリーです。
絵が綺麗で読みやすい作品だと思うので、下記にネタバレと感想を綴っていきますが読んでみる価値アリの作品です。
スポンサーリンク
きっと愛だから、いらない 詳細
作者 | 水瀬 藍 |
発売日 | 1巻 2018/4/26 |
ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 小学館 |
雑誌 | Sho-Comi/フラワーコミックス |
各サイトの評価
まんが王国 | 4.6(17件) |
コミックシーモア | 4.2(152件) |
Renta! | 4.0(180件) |
めちゃコミック | 3.8(850件) |
e-bookjapan | 4.6(132件) |
amazon | 4.0(5件) |
高宮円花と吉良光汰
主人公は余命1年を宣告された高校1年生の 高宮円花(たかみや まどか)
容姿端麗、成績優秀の円花は学校でも一目置かれていますが、病気のため普段の生活に色々な制限があり生きることを諦めている感。
しかし余命宣告されたことを機に「恋がしたい」と願うようになった。
ある日、橋の欄干に立つ円花の姿が。
それを見た学校一のプレイボーイ 吉良光汰(きら こうた)は「死ぬの?」と円花に問いかけます。
吉良からの問いに「わたしとつきあって」と円花は答えました。
なんでやねん!突然どうしたよ 笑
突然告白された吉良ですが、「オレのこと好きなんて意外だけど、嬉しいよ」と返事をし、急遽二人は付き合うとこに。
すごいな、現代っ子!恋愛漫画は数あれど漫画開いて数ページで付き合いだしちゃったよ
次の日、学校へ行く途中に吉良に「デートしよ」と誘われ授業をサボり二人は海へ出掛けます。
ふたりはじゃれ合い、円花は「暗かった夜に光が灯ったみたい」と笑うことを思い出しました。
そうね、余命宣告なんてされちゃお先真っ暗だわよ…1年後に死んでしまうなんて忘れたいよね。
命の砂が落ちるその時間まで、わたしは恋がしたい と願う円花でした。
吉良光汰のトリマキ登場
学校一のプレイボーイに付き物の「トリマキ」が登場。
円花に向かって「きれいで、頭良くてお金持ちで、何でも持ってるのに吉良まで欲しいとかなくない?別れてよ」と言い放ちます。
あんたたちそんなんだからトリマキ止まりなのよ…
出直してきなさい
円花ちゃんはみんなと違うの
円花の回想入ります。
小学校時代、学校はお母さんに車送迎してもらい、友達から「ずるい!」と言われたときに先生は「円花ちゃんはみんなと違うの!」と他の子たちを諫める先生。
中学校の時に「義務教育だから無理に登校しなくても卒業できますよ。うちは特別な医療機器も無いし」という担任。
こんな感じで「生きているのにもう死んだみたい」と感じながら円花は生きてきたようです。
あぁ、辛いねそれは。
子供時代って みんなと同じ が良いんだよね。
成長したり、齢を取るにつれてそんな気持ち無くなっていくんだけど。もう私の年になったらソロ活動万歳なんだけど
光汰と初めてのデート
病気のこともあって色々な体験が初めて尽くしの円花は光汰とデートをすることに。
ゲームセンターへ行ったり、クレープ食べたり、水族館へ行って楽しみます。
「普通の女の子になりたかった」と願っていた円花
光汰のおかげで、自分が光汰に恋をしていることを自覚したようです。
光汰とバンド仲間
光汰はバンドを組んでいてメンバーは、円花と同じクラスで光汰の幼馴染の 颯真(そうま) と、女の子ドラマー 結愛(ゆあ)
円花と光汰はデート中だったけど、バンドの練習があるってことで練習に円花もついて行くことに。
この女の子ドラマー絶対あとで絡んできそうだよな。実は光汰が好きだったとか
バンドマン3人組が演奏中、曲を聴いていた円花は気分が良くなったのか突然歌い始めます。
ちょいちょい思うけど円花って自由な子ね。私だったら知らない人の前で絶対歌えない…
で、円花の歌が光汰たちがビックリするほど上手だったらしく「オレらのバンドのボーカルやってよ!」と。
来年の夏フェス一緒に出ようぜ!と誘われるも、円花は「興味ないからやらない」と返事をしました。
来年は生きてないかもしれないからね。知らないからとはいえ円花にとっては酷な誘いだね。
1巻のまとめと感想
主人公が余命宣告された病気恋愛ものです。
死んじゃうからってくよくよしたり自暴自棄になったりすることなく、悔いが残らないようにって行動する姿はぐうたらと毎日を過ごしている私にとって衝撃を感じました。
とにかく1巻から円花と光汰が良い感じでキュンキュンします
キュンキュン不足の方には是非読んでキュンキュン感じてほしいです!!